こんにちは! ブログカフェのテクニカル担当ミズシー(→プロフィールはこちら)です。
今回は、ブログを書くことで自分と向き合えるお話。
これは私自身が経験したことです。最初からそうなる意図はなく、ブログを書いていると自分と向き合えるんだなと、わかったことをお伝えします。
ブログを書くきっかけ
ブログを書きはじめて6年目。
ブログを始めたきっかけは、自分の考えを内から外に出す練習の場として、ブログを始めました。
昨今あちこちで言われているような「ブログで副収入を得よう」とか、プロブロガーになって「ブログで稼ごう」とかありませんでした。
結果的にそうなれればいいなと、思ってはいました。
でも、ブログを始めた当初はそれどころではありませんでした。
当時、自分の本当の気持ちを外に出すことができませんでした。
仕事でも、プライベートでも自分がダメな人間に見られたくなかったからです。
本音にフタをして、自分に嘘をついて必死にできる人間はつくろっていました。
でもある時、その嘘が見破られてしまいました。結果、仕事ができなくなりました。ダメな自分を見せたくないと、体は動かなくなりました。
当時一緒に仕事をしていた人に、私の「本心がわからない」 ことを言われて、離れていってしまいました。
今思えば、当然です。当時はそんなことを言われて、怒りすら覚えました。
「私の何がわかるの?」
「あなたは私じゃないし、私の本心は私にしかわからない」
と。
でも、ぶっちゃけると自分で自分のことすらわからなかったのです。
わかっていたつもりで 周囲の目を気にして、自分に嘘をついて、自分がどうしたいのかもわかららなくなっていたのです。
それから1年ほど経ってからブログをスタートさせることになりました。
自分の気持ちを出す練習の場所
とにかく自分を出す、自分の気持ち、意見を出す場所が必要だと思いました。
ある程度の文章量を書けるのが「ブログ」でした。
最初は何でもいいから書いていました。ブログで稼ごうとか、人のためとかと思っていません。
それよりも自分のことで精一杯でした。とにかく自分の思ったことを、自分の言葉で書くことに必死で、それを繰り返していました。
3ヶ月、4ヶ月、半年経ってから、ふと自分のブログを読み返す機会がありました。
自分の書いたブログには、その時は自覚できていない自分がいたのです。
確かに自分で書いた内容なのですが、当時の自分には見えていない一面が書かれているのです。
少し時間が経ってから客観的に読み返すことで、自分を客観視できるのです。
どんな内容であれ、自分で書いた文章、ブログにはその時の自分の意見や気持ちが書き残されています。
その時の自分と、そこから時間がたった今の自分との差、変化を感じれるのです。
その変化から自分とは何なのか、手探りで知るようになりました。
ブログがいい理由
きっとブログに書かずに、ノートに書いても同じことができます。
でも私は、ブログだからこそ、継続ができ、自分の気づきや振り返りができると思えるのです。
書いたものがネット上で人の目に触れる
ちゃんとした文章を書こうとする意識が生まれます。
少なからず本当のことを書こうと意識してくれます。
そして、文章をまとめようとする力も働きます。
誰かの目があるからこそ、続けようと思う
更新が続けば、誰かが読んでくれるかもしれません。
継続していることが、自分の励みにもなります。
自分と同じような人の参考になる
同じような境遇にいる人に共感されることもあります。ときには感謝されることも。
ただ自分の心を出していただけなのに、誰かのためになっていたのはすごく嬉しかったです。
ブログには記事を管理する機能がある
時系列に簡単にキーを並べて見直すことができます。
パソコンでもスマホでも手軽にブログを読み返します。
ブログからの気づき
ブログを書いたことで私は、自分の好きや嫌い、向き不向きなどに徐々に気づいていくことができました。
そこからどう行動していこうか、考える判断材料にもなっていきました。人との関わり方も変化していきます。
その変化が常に起こっていて、ブログに自分を記録しておくことで、自分を振り返ることができるんだなと改めて思います。
今、こうしてブログカフェができているのも、ブログでのつながりがあったからです。
ブログをやっていなければ、自分と向き合うこともなく、ブログカフェをやることもなかったはずです。
まとめ
私は、ブログで自分の軸を知った、取り戻したと言っても過言ではありません。
ブログを始めたことで、私の人生が変わりました。
決して誰もがブログ1つで人生が変わるかは分かりません。自分を見つめ直す意識くらいは変わるでしょう。
自分と向き合いたい方に、1つのツールとて「ブログ」を使うのも悪くないよと、お伝えしたい。